まず,今日の話をする前に,
前置きをさせておくれでないかい。
まだ,未成年の諸君にはわからないと思うが,
スーパーなどでお酒を購入する際,店によるが,
「私は20歳以上です」「私は20歳未満です」
的なことが書かれている
A4くらいのシートが出てきて,
お酒を購入する人は,
そのどちらかを指さし確認し,
レジの人が20歳以上と認識すれば
売ってもらえるというシステムがある。
(コンビニだとタッチパネルだが,
スーパーはアナログ方式が多い。
年齢が怪しい場合は,身分証が必要。)
さて,本題に入ろう。
今日は空き時間に趣味のスーパー巡りに行った。
(食材買わないと食べるものないし)
レジを済ませて,レジ脇の台で
食品を袋に入れていると
私の後ろに並んだ人が
どうやらお酒を購入したらしい。
店員さん「年齢の指さし確認,お願いします。」
お客さん「・・・(20歳以上を無言で指す)。」
店員さん「ありがとうございます。」
おお!見事なマニュアル作業じゃないか!
どう見ても40歳を超えたお兄様だったが,
まあ,行政の指導などもあるのだろうから,
ここは大人になって
「見たらわかるでしょ?」
「それって,20歳以上か未満かわからないとき用なのでは?」
とか,野暮なことを言ってはいけない。
私は大人なので,
そんなマニュアル通りな感じでも
うんうん頷いて見てしまうのである。
しかし,その次のお客さんがレジに来た直後,
事件は起きたのだ!!!
店員さん「年齢の指さし確認,お願いします。」
おじいちゃん「・・・ん?」
店員さん「年齢の指さし確認,お願いします。」
おじいちゃん「ああ・・・老眼で見えないな・・・。」
店員さん「こっちを指さしてもらえれば大丈夫です。」
おじいちゃん「・・・(20歳以上を無言で指す)。」
・・・・・・さすがに,この作業いる???
店員さん,教えちゃってるし!!!
おじいちゃん,見えてないし!!!
↑
何指したかわかってないし
私は大人だけど
さすがにマニュアル通りも度が過ぎると
ちょっと,にやけてがっかりしてしまうのである。
・・・また,観察しに行ってみるか(にやにや)。
さて,今回この事件出来事を通して
私が伝えたかったことは何なのか?
・・・ズバリ,疑えってこと。
マニュアルは確かに素晴らしい。
法律も,科学法則も,超英語勉強法も,
マーフィーの法則も,三平方の定理も,
何もかもが素晴らしい。
しかし,本当にそれが最良なのか?
最良のものを最良として受け取った瞬間に
それ以上の発展はなくなり,時間は止まってしまう。
疑おう。本当にそれは最良なのか?
さて,今回この
私が伝えたかったことは何なのか?
・・・ズバリ,疑えってこと。
マニュアルは確かに素晴らしい。
法律も,科学法則も,超英語勉強法も,
マーフィーの法則も,三平方の定理も,
何もかもが素晴らしい。
しかし,本当にそれが最良なのか?
最良のものを最良として受け取った瞬間に
それ以上の発展はなくなり,時間は止まってしまう。
疑おう。本当にそれは最良なのか?