2017年5月4日木曜日

ボクは引退すべきなのかもしれない。

前々から気がついていたことなんだが,
私は予備校講師としての致命傷を抱えている。
(正確には「私」だと思うけど,
 墓まで持っていきますので大丈夫ですよ
 ・・・多分。ヒッヒッヒ。←ブラックヒデキが見え隠れ)


正直,予備校講師としての私の進退がかかる内容である。


GWに,この「にっき」を見ているという,
何ともかわいそうな私と似たような境遇のあなたにだけ,
そっとお伝えしたいと思う。


まじめな話なので,まじめな話として読んでいただきたい。


私は今,国公立大学対策長文読解(標準編)の
夏期講習用の教材を作成している。
内容は,「小説・物語文」である。
(他にも,同時並行しているお仕事がいくつかあるが,
 それはまたの別なお話)


実は,私は,
「お年寄り」
「子ども・赤ちゃん」
「動物」
のお話にカナリ弱い。


センター試験の物語でさえ,
おじいちゃんとか出てきて,
優しい言葉が飛び出そうものなら
涙で解答不能になる程だ。←マジ


ところが,今回は読み応えのある国公立タイプの
小説・物語文で5講分・・・。


もう,自分で企画しておいてなんだけど,
自爆行為としか思えないこの内容,どうですか!?


テキストを作りながら,
すでにティッシュ2箱分くらい泣いてるわけだが,
問題はここなんですよ。


ついに,内容がそれほど感動的でもないのに
なんか,物語ってだけで感動してきちゃって
もう,涙が止まらないんですけど
どうしたらいいのでしょう???


もう,あの,台所にいるお父さんの話なんて(謎)
物語としては感動ポイント0なのに,
いろんな情景を勝手に重ねてすっげー泣けてきて,
もう自分でも,感情が壊れてきたと思うしかなかったもんね。


そんなわけで,最初に言っておく。
(収録は5月末からなのでまだ撮ってないけど)


90×5回の授業,
泣きっぱなしで授業にならなかったらごめんなさい。


小説・物語が苦手って,もう引退すべきなのかもしれない,まじで。
(今後,時代の流れ的にも小説・物語の需要は増えるだろうし,
 それが教えられないって・・・。内容は,完璧に把握できて,
 解答もバッチリな感じの解答を作るポイントを
 教えることができても,涙で授業が成立しなくなるかもって,
 どういうこと???)


マジで,悩んでます。


もう,最終手段として
感動しなくなるまで何度も読み込んでから
収録へ行くしかないわけだが,できるかな。。。