・・・では,説得力0なので,少し話そう。
将来の夢に「社長」と答える人がいる。
しかも,結構な人数でいる。
ここで衝撃の事実だが,「社長」になるだけなら誰でもできる。
書類をそろえて役所へ出せば,あなたも今日から「よっ,社長!」だ。
しかし,現実的に考えて,「社長」というのは経済的にゆとりがあり,
社会的にある程度の地位を築くことの代名詞として使っているのだろうから,
ふつうに考えて「社長」という肩書きになればいいとは考えにくい。
↑
(わざわざ言わなくてもわかる)そこで本題だが,あなたが目指す社長になるには
「未来を考える力」が必要である。
具体的には,
「5年後にはこのプロジェクトを成功させる。そのためには?」のように,
「大仕事になればなるほど,複数年先の未来」を考える必要がある。
※本を1冊だすだけでも,
2年後の出版を目指して計画を立てるときだってあるくらいだからね。
1年毎に区切りが来るのは学生だけなのだ。
社長ともなれば,ずっと先を見て計画を立て,
そのために今,実行しなければならないのだ。
つまり,何を言いたいのか。
これって,大学受験と同じだと思わないかい?
「東大志望」「京大志望」。
目標(プロジェクト)が大きくなればなるほど,
準備期間は当然のごとく長くなるし,
確実に達成するためのステップを考える必要がある。
まさに,複数年計画。
学生なのに,すでに社会人と同じ目線で考え,行動している。
つまり,長期計画で大学受験を意識することにより,
社会人や社長として必要な能力をつけていることになるのだ。
難関大卒業者に社長が多いのもうなずける話だろう。
もうわかるよね。彼らは頭がいいだけで成功しているわけじゃない。
彼らが成功している理由は,長期計画が立てられるということと,
それをシッカリと実行に移せるということがあるからだと私は思う。
これなら,今中学生の君や,高1生の君にもできるはずだ。
今から,先を見て,長期計画・即実行をしよう!
そして,よく意味がないものの代表に挙げられる大学生活。
しかし,これも実は重要だ。
小・中・高校は,非常に地域的な,限られた場所から人が集まる場所だ。
直球で言うと,多少の違いはあっても「常識が似ている」のだ。
(例えば,場所によっては「みそ汁=白味噌」でしょ。
もちろん,他の味噌を使っている地域だっていっぱいあるよね。)
しかし,ビジネスは他の地域の人や,他国の人とも商談を行う。
基本的に,「常識が違う」人とするものがビジネスなのだ。
大学とは様々な地方や国から人が集まり,
今までの自分の世界からは想像もできないような考えがあるということを,
社会に出る前に教えてくれる貴重な場所なのだ。
だから,大学受験にも,大学生活にも意味があり,
それぞれが大切なものなのだ。
社長になるにせよ,ならぬにせよ,
大学受験・大学生活に大きな意味があることはわかったでしょう。
「何のために勉強しているのか」がわかれば,
きっと今日からまた頑張れる!
私はそう思うんです。
だから・・・頑張れ!
《第9回 単語クイズ》
□ invite [インヴァイト] ※赤い部分がアクセント
(1) inviteの意味には答えられません。
(2) inviteに関しては黙秘権を使います。
(3) 招待する ← 「客をまねく」という意味。
(4) inviteっていいバイト?
超難問の解答
(3)