こうしてたまに来てくれるので,
実家にはしばらく戻っていない。
そんな中,親がこう言ったのだ。
「いらないもの,全部処分したから
家はもうすっきりしてて何もないよ」
・・・うちは,
母親が「超」がつくきれい好きなので,
(潔癖症とも言う)
整理整頓はすごかったのだが,
なにぶん,田舎なので
物置などもあり,物だけは多かったのだ。
それを「全部処分した」と言い切った親が
持参してきたコップ(歯磨き用)がコレだ!
(30年以上前にもらったジュースのおまけ)
「いらないもの」は全部処分した。
この言葉に隠された真実を見に,
一度実家へ戻ろうと思う。
そうなのだ。
我々は忘れてはならない。
昭和初期に生まれた人たちの
「いらないもの」
のストライクゾーンはかなり狭いということを。
そして,物があふれるこの時代だからこそ,
我々もある意味,学ばなければならないのかもしれない。
本当に,ものを大切にするということは
どういうことなのかを。