2018年4月6日金曜日

やっと落ち着いた。

新年度の約1週間が
経過しようとしている今日この頃,
いかがお過ごしですか?

さて,ではちょっと真面目な話をしよう。

最近は世間でも「新テスト」に関する話題が多く,
浪人できない新高2生や,
モロに新テストに関わる新高1生は
すでに予備校に通い始めているなど
例年に比べて動きが多いことは言うまでもない。

しかし,あれだ。
「新テスト」って騒ぎすぎたせいか,
新高3生がつむじを曲げてしまっているようで,
新高3生の動きが極めて遅い感じがある。

今年の入試結果知っているのか高3生よ?
つむじを曲げてる場合じゃないぞ!

ご存知のように,
受験生が腐るほどいた大学受験黄金期,
別名,浪人して当たり前世代から
受験生は激減しても合格定員は
減らなかった大学受験にメスが入り,
各大学は時代に合わせた定員削減を行っている。

例えば,早稲田大学や法政大学は,
昨年と比較し,合格者を20人!
・・・ではなく,200人!!
・・・でもなく,2000人以上減らしている。

立教大学は1500人以上
青山学院大学は1400人以上
明治大学は1300人ほど減らしたのだ。

新高3生よ,知っているか?

早慶上智レベルが難化し,
GMARCHレベルが難化し,
日東駒専レベルが難化したことを。

これは,問題の内容ということではない。
(もちろん,問題が難化したところもある)

簡単な計算なのだよ。

例えば,昨年であれば
早稲田大学に受かっていた学力の人が
2000人以上落ちた。

(慶應などに受かった人もいると思うが)
その2000人以上は,
GMARCHレベルに受かった。

結果として,昨年であれば
GMARCHに受かっていたはずの人が
2000人以上落ちた。
そして,実際に立教・青山・明治だけでも
合計4200人以上落ちた。
法政が加われば,6200人以上去年より落ちた。

では,その人々は?
(中央などに受かった人もいると思うが)
・・・日東駒専レベルに受かった。
では,昨年までであれば
日東駒専レベルに受かっていた人は?

・・・のように,
上からどさどさ下がってきた感じになった。
そういう意味で難化したのだ。

つまり,昨年,
各大学にトップレベルで受かっていたのであれば
特に問題なく合格できたが,
ギリ合格組は軒並み不合格を喰らったということになる。

そして,知っているだろうか?

来年は,さらに合格定員が減ることを。

新高3生よ,つむじを曲げている場合じゃないし,
予備校迷ってる場合じゃないし,
ゴールデン・ウィークを満喫する予定を
計画している場合じゃないぞ,まじで。

始めていないなら,たのむからすぐに始めてくれ。

そして,頼むから私を含めた大人たちに,
夏の終わりぐらいから学力ほぼ0の状態から始めて,

学生「今から始めても大丈夫ですか?(泣)」
大人「相当努力がひつようだけど,まだ大丈夫!(きらーん)」

のような,無責任な発言をさせないでくれ。

大丈夫か?と聞かれたら,
大丈夫って答えるのが,
大人の仕事だということを忘れずに。
(これは,嘘をいっているわけではなく,
 とにかく安心させて,
 すぐに勉強を始めてもらい,
 合格の可能性を少しでも高めるために言う。
 いつまでも泣かれてたら勉強できないでしょ?
 そうすれば,10000%受からないからね。)

ということで,まだ始めていないなら,
いますぐに,始めてくれよ,新高3生。

いや,受験学年の受験生諸君。