2017年12月2日土曜日

(長編だし)読まない方がいいかもよ。

最初に言っておく。

今日の内容は
読んで気分を害する人もいるだろう。
いや、まともな神経なら、
気分を害さずにはいられないだろう。

私が神に愛されているとしか思えないような
奇跡の経験を記すからだ。
信じられないほどの自慢話のオンパレードだ。

だから最初に言っておく!

私の自慢話でむかつきたくない者は
今回の内容を読んではいけない。


・・・ほほう。
まだこの文字を目で追っているということは、
読み進めるということだね?
ではいいだろう。
大岩秀樹、奇跡の軌跡を話してやろう。
たっぷりと、むかついてくれ!


あれは、昨日の夕方の出来事だった。

立ち上がろうとしたその瞬間
腰がぴきーーーーーーん!ってなったのさ。


・・・そうだ。ぎっくり腰だ。

人生初経験だ。ふふふ。
何でもそうだが、初めての経験というのは
自分を成長させているようで非常にいいものだ。
うらやましいだろう?この痛み、経験したいだろう?

でもだめだ!
これは、神に認められし王者のみに与えられる特権なのだ!
ぱんぴーのキミは、
こんな贅沢な経験をしては絶対にいけないのだよ、ひっひっひ。
いいな、絶対に経験するでないぞ(おっほん)。

どうした?
これしきのことでうらやんでいるようではまだまだだ。
なぜなら、私の自慢はここからが本番なのだからな。

まだ間に合うぞ?
読むの、やめてもいいんだぞ?

そうか。まだ読み続けるか。なら仕方ない。
心の隅々までむかつくがよい。

・・・今朝、目が覚めたのだよ。
9時10分の電車に乗る予定でな。

時計を見たらな、8時50分だったのだ。
どうだ?この余裕。王者の風格しか感じないだろ?

それから、布団から出るまで10分だ。
何しろ,神に愛されている私は
昨日からぎっくり腰の
スキルを身につけているからな。
あくまでも急がず、優雅に。
靴下をはくのにも5分かける優雅さなのだよ。

見習いたいだろう?

でもだめだ!
これは、私が王者だから許されし覇権なのだ!
下々の者は、
こんな優雅な経験をしては絶対にいけないのだよ、ふっふっふ。

さて、家を出るかと時計をみると、
9時30分になっていたな。

どうだ?ヒーローは遅れてやってくるものだからな。
ヒーローである私は、遅れなければならないのだよ。

駅まで歩いてもいいのだが、神に愛されし私は歩けん歩かん。
落ち着いてタクシーに電話だ。

・・・するとどうだ、
神に等しいあなたさまをお乗せすることができる
タクシーがなく、伺えないと言われたのだ。
まあ、言われてみれば、ほぼ神の私がタクシーなどという
贅沢な下々の者が乗る車に乗るわけにはいかぬ。

そこで、ほぼ神の私たるもの、背に腹は変えられえず
3日間放置プレーをすることになる
パーキング代など気にせず、
やはり自家用車で行くのがよかろう。

そう思って車に乗り込んだわけだが、
王者の車は、やはり王者の車なのだよ。

バッテリーが上がって動かない、
こんな時だからこそ、
あえて動かない堂々たる風格。

確かに、ほぼ神とはいえ、まだ私も人間。
運動もした方がいいということなのだろう。
このとき、すでに9時40分を過ぎていたが、
時間は私を縛れないのだよ。
ゆっくり、優雅に駅までお散歩タイムだ。

そして、なんとか電車に乗り込んだわけだが、
そこで、付き人が何人か同行していないことに気がついたのだ。
Yシャツとネクタイがどうやら急にポンポンが痛くなったらしいのだ。
腕時計もいないが、親が急病になったのかな?

羽田空港に到着したとき、
飛行機のフライト時刻まであと25分。
15分前までには搭乗口にいなければならないが、
神に愛されている私はYシャツとネクタイを購入だ。
搭乗口が空港の先っちょ(つまり一番距離がある)
なんていうことを、まったく気にしてはいけない。

なぜなら、私は神に愛されし者なのだから。

「そのままでいいです!袋に入れなくていいです!!!」
と、エコを最優先させて優雅に買い物をすませ、
優雅に手荷物検査を終え、
優雅に搭乗口まで行ってみると、
ちょうど搭乗が始まったところだった。

ほっほっほ。あぶないあぶない。
なんとか間に合った
うっかり急ごうものなら、
搭乗口で待たされるところだったわい。

そして、着陸時の衝撃で気を失うかと思ったけど、
全く問題なく現地に入り、
現在執筆作業中の休憩時間
今はさらに優雅な時間を過ごしている。
なんか、4時なのに、夜景がすでに綺麗だ。


なんか、ごめんなー。
こんなに神に愛されてて、なんか自分で自分がこわいわー。
いくらうらやんでも、私は私、あなたはあなたなので、
自分の人生をしっかり生きてくれよな。

では、またな。
明日も、神に愛されそうで、まいっちゃうなー。