例えば,とっても欲しかった「アレ」が
限定発売されるとしよう。
発売日時は明日の午前10時。
あなたは,発売時刻に遅れないように,
10時ぴったりにつくように出かけた。
10時ぴったりに店に着くと
行列も出来ていないし,バッチリだ。
10時1分。
入店して「アレ」の売り場に行くと
あなたは衝撃の文字を目にする。
「アレ 売り切れました」
呆然とするあなたは,
店員にどういうことなのかを尋ねる。
「本日は,アレの発売日ですので
特別に9時開店となっております。」
・・・さて,このような状況にあなたはどう対応する?
1:なんで通常通り10時じゃないのかと怒る。
2:なんで店内にデカデカと書いてなかったのかと怒る。
3:とにかく店長を呼べと怒鳴りまくる。
・・・まあ,どの対応をしてもいいけど,
「アレ」が手に入らなかった事実はもう変わらない。
では,あなたが予約できない「アレ」を
買いに行ったお店で手に入れるために
すべきだったことは何だったのだろうか?
1:前日の夜から店の前に並ぶ。
2:店の人にワイロを渡して,裏ルートで手に入れる。
3:とにかく店長を呼べと怒鳴りまくる。
・・・まあ,どの方法をとってもらってもいいんだけど,
人に迷惑をかけないようにね。。。(2とか3はまずいっしょ)
1は,まあ,時間が余っている人や
並ぶのを仕事にしている人はいいけど
なかなか有限な資源である時間をそこまで投じるのは得策ではない。
・・・で,私が伝えたかったことなんだけど,
「何かを欲するならば常に情報にはアンテナをはっておけ」
ってこと。
「いつも通り」という思い込みは,実はとても怖い。
センター試験,場所によっては大雪が予想されているぞ?
センター試験,電車の時刻は本当にいつも通り?
センターで利用客が急増するので特別な時刻に変更されていないか?
天気が崩れそうなら,時刻通りに電車やバスが
運行できない可能性が高いが,
そこまで考慮した移動スケジュール作成になっているか?
「準備」が,受験票や筆記用具の確認だけになっていないか?
試験会場に行って,
試験を確実に受けることができるようにするのが「準備」だぞぃ。
世の中,誰が損をするのか?
目の前しか見えていない者。
情報を持っていない者。
それは,あなたではない誰かかもしれない。
・・・ということで,センター,頑張ってきてね。