2016年9月1日木曜日

2020年,高大接続。

文部科学省英語教育改革高大接続・・・。


まず,2020年の英語試験の4技能化だが,
(Reading, Listening, Writing, Speaking)
私的に,4技能化自体には
「賛成派」であることを示しておきたい。


その上で,懸念されることを。
(誰もが騒いでいることなので,今更感があるけど)


まず,外部試験(民間試験)を活用とのことだが,
4技能型の民間試験は高額であるということ。
実際,民間試験を受けるのに高額なお金を払い,
今度は,入試で出願するときにお金が必要なので
二重で安からぬお金が必要になってくる。
(民間試験費用+出願費用=いくら???)


次に,PBT(紙の試験)なのか
CBT(パソコンの試験)なのかということ。
CBTになると,パソコンを普段から使っていない人は
圧倒的に不利になる(つまり,パソコンを買うお金が必要)。
キーボードの扱いにかなり慣れていなくてはいけないからだ。


さらに,WritingやSpeakingは添削が必要になる。
ここでは,正直,いかにお金がかけられるかで
完成度が変わってくるだろう。
(もちろん,典型例文の暗記暗唱をすれば安価ですむけどね)


最近感じていることだが,
オールイングリッシュ授業などの導入で
英語に対する「抵抗意識」はかなり下がっているようだが,
肝心の英語力の方は
be動詞の疑問文さえも怪しい高校生が増えている。


改革には痛みが伴うものだが,
ある程度改革案が決まってきた今,
今度は痛みの原因を治していかねばならない。


高校生,中学生のみんな。


今,「痛みを伴う」改革中だということを
しっかりと意識しておいた方がいいよ。


本当に学校の先生が正しいのか。
本当に塾の先生が正しいのか。
本当に予備校の先生が正しいのか。
本当に私の意見は正しいのか。


自分の目で見て,自分で考えて,
何をすべきなのかを判断して,
行動しないとダメだよ。


私は,

1:基礎単語をとにかくしっかりと。
2:基礎熟語をとにかくしっかりと。
3:基礎文法をとにかくしっかりと。
4:基礎構文をとにかくしっかりと。
5:基礎長文をとにかくしっかりと。
6:音声をかつようしながら。
7:カタマリを意識しながら音読して。
8:基礎事項は徹底して暗記暗唱。

をおすすめします。


本当に私の意見は正しいのか?
判断はあなたにゆだねます。