それは，信用を裏切ることである。
信じられない裏切り行為をすれば，
それが自分に対して行われた行為でなくても
いつかは自分にもそうすると誰もが思うだろう。
（自分だけは違うなんて思うのは，甘過ぎ）
結果として，誰からも信用されなくなり，
結果として，誰からも，本当の意味で協力してもらえなくなる。
いいときは，みんなが助けてくれるかもね。
助ける？いや，表現が違うな。
「助けるふりをして得られる利益に群がる」
が正確な表現だな。
まあ，結果として助かるわけだから
本人にとってはどっちでもいいかもね。
でも，苦しくなったとき，
助けが必要になったとき，
本当に困ったとき，
きっとみんなは離れていく。
いや，ちがうな。
苦しくなる気配が感じられたとき，
助けが必要になりそうな未来が予見できたとき，
本当に困った状態になることが目に見えたとき，
すばやくみんなは離れていく。
実るほど頭を垂れる稲穂かな
私が座右の銘にしている言葉の１つである。
私が尊敬する方々は，
態度がでかいとか，
腰が低いとか，
タイプは様々でも，
共通して
「こちらが裏切らない限り，
相手も絶対に裏切らない」
という心から信用できる方々ばかりだ。
信用こそ，尊敬である。
信用こそ，財産である。
信用こそ，未来である。
今までの世界では，ちょっとくらい信用を失っても
「未成年枠」なので，おおめに見てもらえたかもしれない。
しかし，これから飛び込む世界は，
今までの世界とは大きく違う。
ちょっと勘違いしちゃう場面に遭遇することも
何度か，いや，何度もあるかもしれない。
例え勘違いしなくても，
色々な判断に迷うことはあると思う。
そんなときは，
「信用を失わない」行動を選択するのが
正しい行動だと私は思う。
大学生になるあなたへ。
