「必ず音読しましょう!」
「言葉になるまで,500回!(1週間程度で)」
「音源を必ず使うこと!」
「意味が完全に理解できた文章を使うこと!」
「意味を意識しながら速く!」
さあ,ここまでやっても成績が上がらないあなたは,
上記の言葉の真意が伝わっていない可能性がある。
そもそも何故繰り返すのか?
「言葉としての反射神経を高める」
というのも答えの一つかも知れない。
しかし,長文を反復する場合は
言葉(会話)の反射神経とは
求められているのが少々ずれることがわかるはずである。
「文章が伝えようとしているメッセージを受け取る」
これが長文反復音読の真意の1つである。
要するにどういうことか?
要するに,「要約」ってことです。
文章が何を伝えようとしているのか
=要旨・本旨がとらえられるかどうか
何度も繰り返す中で,
日本語の論説を読んでいるかのように
本旨をサッと押さえられるように反復するのである。
もし,私が何を言っているのかわからない,
もしくは,
「必ず音読しましょう!」
「言葉になるまで,500回!(1週間程度で)」
「音源を必ず使うこと!」
「意味が完全に理解できた文章を使うこと!」
「意味を意識しながら速く!」
の本旨がわからなかった人は,
現時点では本旨を理解する力が弱いと考えられます。
(理由:文字通りの内容しか理解できていない)
これは,トレーニングで当然伸ばすことができる能力です。
自分が読んだ文章の各段落を要約して
書いてみるトレーニングをしてみてください。
(書く行為まで入れて3~5分程度)
毎日やれば,1ヶ月程度でかなり改善されるはずですよ。