2015年5月26日火曜日

音読をしているのに成績が上がらない。

「必ず音読しましょう!」

「言葉になるまで,500回!(1週間程度で)」

「音源を必ず使うこと!」

「意味が完全に理解できた文章を使うこと!」

「意味を意識しながら速く!」


さあ,ここまでやっても成績が上がらないあなたは,
上記の言葉の真意が伝わっていない可能性がある。


そもそも何故繰り返すのか?

「言葉としての反射神経を高める」

というのも答えの一つかも知れない。

しかし,長文を反復する場合は
言葉(会話)の反射神経とは
求められているのが少々ずれることがわかるはずである。


「文章が伝えようとしているメッセージを受け取る」

これが長文反復音読の真意の1つである。


要するにどういうことか?

要するに,「要約」ってことです。


文章が何を伝えようとしているのか
=要旨・本旨がとらえられるかどうか


何度も繰り返す中で,
日本語の論説を読んでいるかのように
本旨をサッと押さえられるように反復するのである。


もし,私が何を言っているのかわからない,
もしくは,

「必ず音読しましょう!」

「言葉になるまで,500回!(1週間程度で)」

「音源を必ず使うこと!」

「意味が完全に理解できた文章を使うこと!」

「意味を意識しながら速く!」

の本旨がわからなかった人は,
現時点では本旨を理解する力が弱いと考えられます。
(理由:文字通りの内容しか理解できていない)


これは,トレーニングで当然伸ばすことができる能力です。


自分が読んだ文章の各段落を要約して
書いてみるトレーニングをしてみてください。
(書く行為まで入れて3~5分程度)


毎日やれば,1ヶ月程度でかなり改善されるはずですよ。