これに対する検証実験を行ってみた。
(NIVEA 青缶)
そう。
それは,我らニベラーにとって,
永遠の謎とされていたアレに対する実験だ。
(この方向にお開けください)
我ら純朴なニベラーにとって,
「この方向にお開けください」
は,絶対命令。
これに刃向かうなど,想像すらしないのが日常。
しかし,私の心の中の悪魔は思ってしまったのだ。
「矢印の方向に開けなかったら,
どんな恐ろしいことが待ち受けているのだろう?」
・・・と。
そこで私は,なけなしの私財を投げ売り,
新しいニベア2缶を同時に開けるということで,
絶対命令に世界で初めて刃向かいつつも,
人類の希望(?)となるべく,
これを検証実験という形で残しておきたい。
(矢印の方向に開けたバージョン 青缶1)
うん!
やはり,指示通りに開けたときのこの美しさ!
そして,この高揚感!
新雪の上を歩くときに
絶対美を壊すときに感じる
罪悪感と高揚感がおりなすハーモニー!!!
さすが,NIVEA様はわかっていらっしゃる。。。
ふぅ。危なくあっちの世界へ行くところだったぜ。
というわけで,次はいよいよだ。
いよいよ私が,ニベラーとして道を踏み外すときが来たようだ。
もし私の身に何かがあった場合は,
これが原因だと判断して間違いないであろう。
そして,世界のニベラーたちよ!!!
・・・決して,道を踏み外してはならぬぞ。
・・・では,開けてみよう。
(矢印の方向とは90度異なる角度から開けたバージョン 青缶2)
!!!!!!!!!!!!!!!
う,うつくしい!
うつくしすぎる!!!
矢印の方向から開けたバージョンよりもはるかに美しい!!!
矢印の方向から開けたバージョンを「雪のように美しい人」に例えるなら,
こちらのバージョンは「雪」そのもの!!!
自然美があふれ出ている!!!
ニベア花王株式会社様のお心遣い,
やっと私のような者にもわかりました。
確かに,ここまで神々しくなってしまっては
ニベラーはNIVEAを使用することができないだろう。
NIVEAを使用できなくなったニベラーはニベラーにあらず。
そういうことなんですね・・・。
それで,我々にご配慮くださり,
あえて人間界の領域にとどまる美しさの方向で開けることができるよう
ご教示くださっていたのですね。。。
そんな深いお考えがあったとは,
私のような凡人には思いを巡らすこと叶わず。。。
何卒ご無礼をお許しください。
世界のニベラーたちよ,
やはり開けるべきは矢印の方向からなのだ。
神の領域に,我々ニベラーは立ち入ってはならない。
※そうです。
やることが多すぎて,
現実逃避中です。
何か問題でも?