2012年10月24日水曜日

「おあげ」の魅力。

「きつねうどん」に「きつねそば」。


これからの季節,
とにかく体暖まる
これら二大巨頭のお世話になる方も
多くなるのではないでしょうか。


特に「おあげ」が「大判」とか書かれていると
それだけで心が躍るのは私だけであろうか。


温かいそばつゆの中で
そばつゆよりも少し濃いめ,
かつ甘めの汁をたっぷり含んだ
「おあげさん」をガブッとやったときに
口いっぱいに広がる
「ジュワッ」と感からくる口福たるや,
この季節でしか味わえない醍醐味だと私は思うのである。


いつもより少し多めにふった七味唐辛子で
甘さと辛さの絶妙のバランスを生み出し,
味を決めたら一心不乱に食すのだ。



ガブッ。

ジュワッ。

ツルツルッ。




ガブッ。

ジュワッ。

ツルツルッ。



ガブッ。

ジュワッ。

ツルツルッ。



はふぅ。



ガブッ。

ジュワッ。

ツルツルッ。



食べきるまでの集中力たるや
なぜ勉強や仕事でこの集中力が出せないのか。


いや,とんかつやステーキでも
この集中力は出せないのだ。


他の麺類でも同じような現象は起こると思われるが,
私の中では特に「きつね」の時に
この現象が強くあらわれるように思えるのだ。


「おあげ」の魅力。
存在こそ地味だが,持っているパワーは計り知れない。


そこの君も「エビ天」になれなくていいじゃないか。
「かきあげ」になれなくてもいいじゃないか。


「おあげ」のような,味の深いやつになってほしい。
私は,切にそう思うのである。



まあ,そんなことを言っている私は,
99.9%「いか天そば」を注文しますけどね。
※売り切れの時のみ「きつねそば」


・・・え?また仕事に行き詰まったのかって?
その通り!じゃ,仕事に戻る。またね。