2012年3月5日月曜日

だいぶ前にも書いたのだが。

うむ。


だいぶ前にも書いたことなのじゃが,
いま一度,話してみようか,
そんなことを思ったので書いてみよう。


たまに噂で聞くのじゃが,
こんなことを皆様も耳にしたことはありませんかな?


「うちは実力で受験を突破する学校を目指しているのです。
確かに指定校推薦もありますが,
指定校推薦の話はしないでください。
子供たちが,それを目指してしまって,
受験勉強へ身が入らなくなりますから。」


「そんなに社会に出たら大変だ大変だと言わないでください。
子供たちが将来に希望を持てなくなるじゃないですか。」


確かに一理ある。
そうお考えになるのももっともだと,私も思います。


しかし,私はこうも思うのです。


最初から選択肢を与えないで選んだ大学入試は,
本当に本人が「選んだ」ということになるのだろうか。


社会が大変だということを知らずに抱いた夢は,
本当の夢と言えるのでしょうか。


いろんな選択肢を見せてあげる中で,
大学入試(学力向上)の大切さを伝え,
本人に推薦ではなく大学入試を選ばせなければ
「決意」の欠けた勉強になってしまう可能性はないだろうか。


社会が大変だということをしっかりと伝えていく中で,
仕事がどのように社会貢献につながり,
やりがいとなって自分の身に返ってくるのか。
そういったことを知ったうえで抱くのが
本当の夢なのではないだろうか。


夢や目標とは,
真実を隠して見せてあげる虚像ではなく,
暗闇に例えてもおかしくないほど大変な現実から
本人が決断し,努力して見出す
小さな光のことではないでしょうか。


光があれば,人はどんな暗闇の中だって歩いて行けるのです。


真実を伝えること。
そして,大変なことばかりだけど,
それがすごく大切なことばかりなんだということ。


そういったことを,
もっと大人の方々に
語っていただきたいと思っております。


※夜中の更新(夜中のテンション)なので,
恥ずかしいことも平気で言えます(エッヘン)。