うむ。
だいぶ前にも書いたことなのじゃが,
いま一度,話してみようか,
そんなことを思ったので書いてみよう。
たまに噂で聞くのじゃが,
こんなことを皆様も耳にしたことはありませんかな?
「うちは実力で受験を突破する学校を目指しているのです。
・確かに指定校推薦もありますが,
・指定校推薦の話はしないでください。
・子供たちが,それを目指してしまって,
・受験勉強へ身が入らなくなりますから。」
「そんなに社会に出たら大変だ大変だと言わないでください。
・子供たちが将来に希望を持てなくなるじゃないですか。」
確かに一理ある。
そうお考えになるのももっともだと,私も思います。
しかし,私はこうも思うのです。
最初から選択肢を与えないで選んだ大学入試は,
本当に本人が「選んだ」ということになるのだろうか。
社会が大変だということを知らずに抱いた夢は,
本当の夢と言えるのでしょうか。
いろんな選択肢を見せてあげる中で,
大学入試(学力向上)の大切さを伝え,
本人に推薦ではなく大学入試を選ばせなければ
「決意」の欠けた勉強になってしまう可能性はないだろうか。
社会が大変だということをしっかりと伝えていく中で,
仕事がどのように社会貢献につながり,
やりがいとなって自分の身に返ってくるのか。
そういったことを知ったうえで抱くのが
本当の夢なのではないだろうか。
夢や目標とは,
真実を隠して見せてあげる虚像ではなく,
暗闇に例えてもおかしくないほど大変な現実から
本人が決断し,努力して見出す
小さな光のことではないでしょうか。
光があれば,人はどんな暗闇の中だって歩いて行けるのです。
真実を伝えること。
そして,大変なことばかりだけど,
それがすごく大切なことばかりなんだということ。
そういったことを,
もっと大人の方々に
語っていただきたいと思っております。
※夜中の更新(夜中のテンション)なので,
・恥ずかしいことも平気で言えます(エッヘン)。