2011年4月26日火曜日

おとぎ話。

昔々,あるところに,
みんなで助け合って生活する国がありました。

その国は多くの民が,
「電気」と呼ばれるものを使って生活していました。

しかし,ある日突然,電気が足りなくなってしまい,
みんなで協力して,少ない電気を分け合うことにしました。

その国で一番電気を使う「糖京都」。
その都市に電気が行かなくなると,
その国の経済はまわらなくなって大変なことになります。

糖京都の周辺にある県の民は,頑張って節電に励みます。
地馬県,仮名側県,伊原季県,
土地義県,郡間県,屋間無県などに住む民は,
10本の電灯があれば,多いところでは6本も消灯しました。

お金を引き出すATMは電気がかかるので,
あちらこちらで使用中止になりました。
でも,その看板の電気を消すのを忘れているのは,
ちょっとうっかりやさんで,
「それなら,看板を消して,ATMを動かしてよ!」
と,ツッコミを入れたくなりましたが,
とにかく,みんなで頑張って節電しました。

順番に電気が使えなくなる「計画停電」という
電気が不足したときに実施される停電が行われると大変なことになると,
身をもって体験している糖京都周辺の県民は,
停電が起きないようにせっせと節電に励みました。

そして,電気が足りなくなることは,うまく回避できました。


せっかくまわりのみんなが頑張って節約してくれた電気です。
糖京都内の中には,その気持ちに応えようと
頑張って電気を使う企業もありました。

その国には,電気で動く「電車」というものがあったそうです。
糖京都の外を走っているときは
「節電のため,電気を消灯します」という
天の声が聞こえ,あたりは暗くなってしまいます。

しかし,糖京都内を走るときは,
せっかく節約してくれた電気を頑張って使わなければいけません。
天の声は無視され,都内のみ,
昼よりも明るく電気を照らして運行しました。

しかし,都内を出ると,
天の声が再び聞こえてきて
強制的に電気は消されてしまうのでした。


お店も,近隣の県民たちが
頑張って節電してくれたおかげで,
糖京都内の電気屋さんの中には
1本たりとも蛍光灯を消す必要もなく,
商品である大量のテレビなどの電源も
入れっぱなしで営業することができるところもありました。

こういったことができるのは,
助け合いのおかげなのです。

このようにして,その国は,
助け合いによって難を乗りきったそうです。

助け合う気持ちって,
本当に大切ですよね。
めでたし,めでたし。





※このおとぎ話は,完全なフィクションであり,
 助け合うことによって難を乗りきったという,
 完全なるプラス思考の作品です。
 絶対に絶対に深読みなさらず,気楽にお楽しみください。


 突然で,完全なる余談ですが,ダチョウ倶楽部が好きです。